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【兵庫県】休業要請事業者経営継続支援金2

前回につづき,兵庫県の休業要請事業者継続支援金についです。

今回は,「必要書類」に絞って,解説いたします。解説はいつものとおり,「正確さよりも,分かり易さ」を追求しているので,詳細は必ず兵庫県のホームページをご参照ください。

「相談窓口に確認済み」との記載があるところは,4/29に下記相談ダイヤルに電話して確認したところです。

1 必要書類リスト
 ① 申請書
 ② 誓約書
 ③ R2.3.1以前から営業していることが分かる書類
 ④ 休業要請等の対象施設であることが分かる書類
  ㋐ 施設での営業内容・業種が分かる書類
  ㋑ 営業を行うために許可や資格等が必要になる場合,
  営業許可証や資格証等の写し
  ㋒ 休業に応じた施設の外観写真(社名や店舗名入り)と
  内部写真
 ⑤ 実際に休業したことが分かる書類
 ⑥ H31.4または5月の売上が分かる書類
 ⑦ R4.4または5月の売上が分かる書類
 ⑧ 通帳の写し
 ⑨ その他,業種や売上資料がない方の別途提出資料あり。

2 ①申請書
 https://web.pref.hyogo.lg.jp/sr07/documents/keieikeizokusinnseisyo.pdf
 ※ ワードもあります。
⑴ 「申請者」欄の「代表者職氏名」
 → 法人の場合:代表取締役●●,個人の場合:個人名
 → 押印不要(相談窓口に確認済み)
⑵ 「1 申請をする支給額」
 申請する方の業種,休業状況,休業開始日から選んで下さい。
 → 例1:バーを,4/15から休業した場合は「ア①」
 → 例2:居酒屋を。4/23から営業時間を20時までに,お酒の
    提供を19時までに短縮した場合は「ウ②」
⑶ 「3 休業等の対象施設の情報」の施設種別コード
 → 募集要項の9~11頁のコードを記載する。
 https://web.pref.hyogo.lg.jp/sr07/documents/keieikeizokubosyuyoko.pdf
⑷ 「5 休業等の取り組み内容」
  上記「1 申請をする支給額」と同じところにチェックし,従
 来の営業時間と休業要請期間中の営業時間を記載して下さい。
⑸ 「6 売上の減少状況」
  提出書類のうち,⑥と⑦の4月または5月のいずれかの数字
 を記載する。
 → 事業歴が1年1か月未満で前年4月または5月の売上が
  無い場合は,②の「□事業歴が1年1か月未満で,前年前年
  4月…」をチェックし,その下のカッコ内のうち,どれか
  一つを任意に選んでチェックして下さい。
⑹ 「7 事業者名等の公表」
 → 何を書けば非公開となるのかは全く不明です。
⑺ 「8 添付書類の確認欄」
 → 提出前,レターパックに書類を入れる直前に,再度見直し
  ながら
,チェックをつけましょう。

3 ②誓約書
 https://web.pref.hyogo.lg.jp/sr07/documents/keieikeizokuseiyakusyo.pdf
 ※ ワードもあります。
 → 「代表者職氏名」は「自署」が必要です(ゴム印不可)
 → 法人の場合:代表取締役●●,個人の場合:個人名
 → 押印不要(相談窓口に確認済み)

4 ③R2.3.1以前から営業していることが分かる書類
 → 直近の確定申告書の写し(受付印又は受信通知のあるもの)
 → 仮に,確定申告書が無い場合は,開業届出書等の写しを
  代わりにする。

5 ④休業要請等の対象施設であることが分かる書類
  休業要請等の対象施設であることが分かればよいので,㋐~㋒
 の全てが無くても良い
(相談窓口に確認済み)。
  例えば,飲食店であれば,㋑と㋒だけで足りることも多い
 でしょう。しかし,どんな情報が足りないか分かりません
 ので,出来る限り㋐~㋒全てを添付する方がよいでしょう。
 ㋐ 施設での営業内容・業種が分かる書類
  例:ホームページの当該個所を印刷したもの等。
 ㋑ 営業を行うために許可や資格等が必要になる場合,営業許可
  証や資格証等の写し
  例:飲食店営業許可,古物商許可などの許認可証のコピー
  → 取得している全ての許認可証を出す必要はない(相談窓口
  に確認済み)
 ㋒ 休業に応じた施設の外観写真(社名や店舗名入り)と内部写真
  → 休業要請に応じた施設を写した外観と内観の写真をそれぞ
  れ1枚以上
  → 外観写真には社名や店舗名が写っていることが必要です。
※ 閉店後の写真である必要はありません。

6 ⑤実際に休業したことが分かる書類
 → 休業期間,営業時間の短縮(短縮前の営業時間と短縮後の営
  業時間の双方が必要)を示した以下の例のような資料
 例:店舗のシャッターに貼ったチラシの写真,ホームページや
  フェイスブック等のSNSを印刷したもの

7 ⑥H31.4または5月の売上が分かる書類
 例:総勘定元帳,売上台帳など
 → 事業歴が1年1か月未満で前年4月または5月の売上が無い
  場合は,申請書の6②で選んだ売上が分かる資料

8 ⑦R4.4または5月の売上が分かる書類
 例:総勘定元帳,売上台帳など

9 ⑧通帳の写し
 → 金融機関名,支店名,口座番号,口座名義人が分かる必要が
  あるので,通帳の表紙と表紙を1枚めくったところの2枚の
  コピー

問合せ先
 経営継続支援金相談ダイヤル
  開設時間 9時~17時(土日祝日を含む毎日)
  TEL 078-362-9301(~4/29)
     078-361-2281(4/30~)

正確な情報
 兵庫県
https://web.pref.hyogo.lg.jp/sr07/kyugyoshien.html

※ 申請される方は,必ずリンク先を確認してください。
※ 大阪府とは異なる箇所が多々ありますので,情報交換される
場合は,ご注意ください。
※ 支援金の申請を県や公的な団体が,皆様に対し,個別に勧誘
したり,手数料を請求することはありません。詐欺にご注意く
ださい。