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ざっくりと大雑把に把握するための助成金等の解説4

 本日は,運転資金の借入れについてです。
 既に,新型コロナウイルス感染症の影響により,売上の激減等の影響が出始めてから相当な期間が経っているので,既に,融資の申し込みなどをされた方も多いとは思いますが,念のため,政府系金融機関の中でも資格要件のない「日本政策金融公庫」の「新型コロナウイルス関連特別貸付」につき,簡潔に解説させていただきます。

1 申込対象の方
 ① 最近1か月の売上が前年(又は前々年)の同じ月と比較して
  5%以上減少した方
   または
 ② 開業して3か月以上かつ1年1か月未満の方でも一定の条件
  を満たす方

2 金利~実質無利子も~
 ⑴ 基準金利から0.9%低い金利が適用されます(借入れ当初か
ら3年間のみで,限度額3000万円)
 → 例えば,基準金利が1.36%の場合,当初3年は0.46%と
  なります。
 ⑵ 更に「特別利子補給制度」を併用することで,一旦支払った
利息が,後から補給されるので,利息の支払いが実質ゼロに
なります(借入れ当初から3年間のみで,限度額3000万円)。
 ※ この特別利子補給制度については,令和2年の補正予算の成
  立を前提としているので,今すぐ使える訳ではありません。
 → 例えば,上記の例の場合,0.46%分の利息を一旦支払わ
 なければならないものの,その分は後から補給されます。
 
3 貸付期間
 ⑴ 運転資金の場合 15年
 ⑵ 設備資金の場合 20年
 → このうち5年以内は据置期間です。

4 申込方法
 「インターネット」または「郵送」で申し込めます。
 ※ 後日,面談または電話での聴き取りはあるそうです。

5 ホームページ
 日本政策金融公庫
https://www.jfc.go.jp/n/finance/saftynet/covid_19.html

 

※ この解説は,大雑把に把握するために,情報を適宜省略して,
 書いております。
  したがって,融資をご検討になる方は,必ずリンク先のホー
 ムページをご確認下さい。

※ 資金繰りが急激にに悪化すると,どうしても,お金を直ちに
 用立ててくれる高金利の業者から借入れたくなるのが人情かも
 知れません。
  しかし,利息の支払いは,それ自体が経営を圧迫し,更に問
 題を大きくします。できる限り,支払期限を延ばしてもらうよ
 う相談する等して,その間に上記のような低金利の資金を借り
 入れるようにしましょう